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知覚過敏

知覚過敏の原因を正しく知ろう

歯がしみるテレビコマーシャルを見て「私も知覚過敏かもしれない」と疑ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし知覚過敏の症状だとわかっていても、原因は広く知られていない傾向にあります。

歯ブラシ圧といった単純な原因でなく、知覚過敏にはさらに深い原因があると考えられています。
原因を知り正しく対処することは、知覚過敏の治療においても大切です。

また、知覚過敏は痛みによって清掃や食事が億劫になることも問題とされています。
年齢的に仕方ない、我慢できる痛みだから我慢しよう、などとは考えず、早めに歯医者を受診しましょう。
こちらのページでは知覚過敏の症状について紹介しています。

目次

こんなお悩みありませんか?

  • 歯がしみる
  • 知覚過敏かどうか調べたい
  • 歯がしみる原因を知りたい
  • 知覚過敏について知りたい
  • 知覚過敏の対処法・予防法を知りたい
  • 知覚過敏と虫歯の違いについて知りたい

知覚過敏とは

知覚過敏について

知覚過敏とは、冷たいものや熱いもの、歯ブラシの先などが歯に触れると痛みが起こる病気です。
象牙質の露出が原因といわれていますが、知覚過敏においては神経自体が過敏になっていることが根本的な原因とされています。

また、歯にゆがみが加わり続けることによって、歯と歯肉の境目部分に欠損が生じ、神経へ刺激が伝わりやすくなると症状はさらに悪化する可能性があります。

通常、象牙質は口腔内に露出しておらず、エナメル質で覆われています。
しかし、歯肉が退縮し欠損が生じると、エナメル質で覆われていない象牙質部分も口腔内に露出することになります。

象牙質は、象牙細管という細い管で神経とつながっています。
象牙細管を通して熱いものや冷たいものの刺激が神経に伝わるため、痛みにつながります。

知覚過敏を放置すると

知覚過敏は放っておいたからといって強い炎症が広がる病気ではありません。
しかし、常に痛みを口の中に抱えていることで起こる影響が考えられます。

●食事が楽しめない

冷たいものや熱いものがしみることで、食事が楽しめなくなることがあります。
痛い部位をさけ片側だけでかんでしまうと、顎関節症の原因になる場合や筋肉の付き方が変わる場合もあります。

●虫歯だったというケース

この痛みは知覚過敏かもしれないと思っても、 自己判断をしないことが大切です。
破折虫歯が隠れているかもしれません。
まずは歯医者で相談しましょう。

●清掃不良につながる

知覚過敏の痛みによってセルフケアが億劫になってしまうことが、知覚過敏を放置する一番の問題と考えられます。
セルフケアが億劫になると、細かいところまで歯磨きがしっかりおこなえずプラークがたまる傾向にあります。

さらに虫歯歯周病の誘発や悪化が起こる可能性もあります。
もし自分ではきちんと清掃をしていると思っていても、歯ブラシが正しく当てられていない場合や、うがいが十分にできていない可能性もあります。

知覚過敏の原因

知覚過敏は象牙質の露出で起こりますが、その原因はいくつかあるといわれています。

●噛み合わせのバランスの崩れ

噛み合わせのバランスの崩れが、知覚過敏の原因の多くを占めていると考えられます。
食いしばり歯ぎしりによって、歯に過剰な力が加わりゆがむことで神経が過敏になり、知覚過敏を発症することがほとんどです。
また経年的に歯にゆがみが加わると、歯の根元がえぐれる楔状欠損(けつじょうけっそん)となります。

楔状欠損も知覚過敏になりやすい原因の1つです。
経年的に強い力がかかり続けると、一目見てわかる程度に大きく楔状に歯質が欠けていることがあります。
これは神経の過敏とあわせて、痛みの出やすい状態です。

●歯周病

歯肉が下がり歯の根元の象牙質が露出すると知覚過敏が生じることがあります。
露出した象牙細管を刺激が伝わり、痛みが出ます。

●歯の破折

歯の破折によって象牙質が露出し、症状が出ることがあります。
小さなひびでも、象牙質や神経にまで届いている場合は痛みにつながります。
ひび自体に気づかず、違う原因での知覚過敏と認識してしまうケースもあります。

●不正咬合による歯のすり減り

歯と歯肉の境目に起こる楔状の欠損ではなく、不正咬合歯ぎしりが原因で起こる噛み合わせ部分のすり減りでも、知覚過敏が起こることがあります。

●歯が溶ける

糖のとりすぎで酸が産生され、歯が溶けて知覚過敏が起こることもあります。
象牙質が露出し、痛みが出ます。

Yスマートデンタルクリニックでの
知覚過敏に対するアプローチ

●噛み合わせの調整

知覚過敏の原因となっている歯の噛み合わせを調整します。
全体的に歯がバランスよく当たるようにすることで、その歯にかかる負担の軽減を図ります。
それにより、神経の興奮がおさまり知覚過敏の症状が治ることもあります。

●楔上欠損の修復

楔状欠損がある場合は、コンポジットレジン修復を行います。
直接口腔内に露出している部分がなくなり、知覚過敏の症状の改善が期待できます。
噛み合わせの調整も同時におこない、楔状欠損の進行の防止を図ります。

●くせの改善

1日のうちに、上下の歯が接触している時間は20分程度といわれます。
これを越え、長い時間上下の歯が接触してしまっている症状TCHとよびます。
想像以上に顎関節や歯にかかる負担は大きいといわれています。
当院では、このTCHを改善し、知覚過敏の治癒を目指します。

●マウスピースの作製

噛み合わせが悪いと、夜間に無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりをおこなってしまうことがあります。
その強い力から歯を守るために マウスピース(ナイトガード) を作製します。
ご自宅で使用していただき、顎関節や負担のかかっている歯を安静に保ちます。

●ボトックス注射

当院では、顎関節症の治療にボトックス注射を使用しています。
力の入れすぎを防ぎ、顎関節を安静に保つ効果が期待できます。
また、噛み合わせの悪さによって緊張した顎関節や、偏ってしまった働きの筋肉の力を緩める効果も見込めます。
筋肉をバランスよく使えるようにすることで、噛み合わせの悪さを改善し 知覚過敏の治癒の補助とします。

知覚過敏へのセルフケア方法

歯医者と連携し、「THCといったくせの改善」「マウスピースの適正な使用」をおこなう必要があります。
強い食いしばりや歯ぎしりをおこなっている場合は、「規則正しい生活」「適度な運動」をして「ストレスをためない」ことを心がけましょう。

また、知覚過敏によって痛みが生じ ブラッシングを十分におこなえていなかった場合は、気をつけてその周囲の清掃をおこなうことが大切です。

楔状欠損が生じていた場合、その部分のコンポジットレジン修復は普通のコンポジットレジン修復よりはがれやすい傾向にあります。
境目から再び欠損が生じる場合や、虫歯になる場合もあります。
はがれてしまわないように気をつけながら 丁寧に磨きましょう。

知覚過敏は治療が期待できます。
また痛みが出る場合は、我慢せず当院までご相談ください。

よくある質問

知覚過敏の症状は自分でも治せますか。

しみないコーティング剤が含まれた歯磨き粉を使用することはできますが、噛み合わせに問題がある場合、根本的な解決にはなりません。
歯医者に相談しましょう。

知覚過敏の症状は進行しますか。

虫歯や歯周病のように、感染性のような進行の仕方はしません。
しかし、噛み合わせの不良によって力がかかり続けると、神経がより過敏になる場合や、くさび状欠損がひどくなる可能性があります。

楔状欠損をコンポジットレジン修復した部分がはがれてしまいます。

虫歯の穴を埋めたときと異なり、楔状欠損のコンポジットレジン修復ははがれやすいことが特徴です。
しかし、あまりにもはがれてしまう場合は、強い力によって歯に負担がかかり続けている可能性があります。
歯医者に相談しましょう。

知覚過敏によって痛みがあります。
どのように歯磨きをすればいいですか。

やわらかい歯ブラシでやさしく磨くようにしましょう。
うがいをする際は冷たい水を用いず、ぬるま湯を使用しましょう。

しみない治療をしてもらいましたが、知覚過敏の症状が治まりません。

根本的な問題が解決していない可能性があります。
表面をしみないようにするだけでは良くならない知覚過敏もあります。
噛み合わせから根本的に見直したほうが良い場合も多くあるため、当院にご相談ください。

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著者 Writer

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吉本 博
【資格】院長・歯科医師

MEDICAL

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一般歯科

一般歯科では、虫歯や歯周病に対する治療をおもにおこないます。
中でも「痛みのない治療」「可能な限り歯を抜かない治療」を得意としています。
患者様にとって最善の治療を提供できるようカウンセリングにも力を入れています。

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予防歯科

近年では痛みが出てからの治療ではなく「痛みを発生させないための予防治療」が大切とされています。
どれだけ丁寧に歯磨きをしていても、歯には汚れが残っています。
予防歯科ではセルフでは取り除けない汚れをプロの手によって除去していきます。

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審美歯科

審美歯科は歯の美しさを追求する治療で、代表的なものとして「ホワイトニング」が挙げられます。
当院ではその他にも「ラミネートべニア」や「セラミック」「ダイレクトボンディング」といったさまざまな治療をご用意しています。

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幼少期の歯の健康は、大人になってからの歯に強く影響します。
長く健康的な歯でいられるためにおこなう子どもへの治療を小児歯科と呼びます。
当院では子どもが歯医者を通いやすいような取り組みに力を入れています。

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口腔外科

口腔外科の治療で知られているものは「親知らずの抜歯」ではないでしょうか。
その他にも実は「インプラント」や「顎関節治療」もこの口腔外科の診療科目に分類されます。
当院ではお口の機能面・審美面どちらもバランスの取れた治療をご提案します。

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歯周病治療

歯周病は自覚症状がみられた時にはかなり重症化が進んでいます。
「歯ぐきから血が出る・しみる」といった症状がみられる場合は歯周病の可能性があります。
当院では原因となっている歯石の除去を丁寧におこない改善を図ります。

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歯を失う原因の多くが「虫歯」になります。
当院ではマイクロスコープといった最新の機器を使用して長く歯を残せるような治療をご提案します。
治療の痛みが苦手な方にも麻酔を施してからおこなうなどして、不快感の少ない治療を心がけています。

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根管治療とは歯の神経に達した虫歯に対しておこなう処置を指します。
根管治療は非常に高度な技術が求められる治療ですが、当院では最新の機器を導入し施術にあたっています。
患者様の歯をなるべく抜かないような治療をご提案します。

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良い入れ歯を手に入れるためには、医師の技術と技工所との連携がとても重要です。
当院では権威のある技工所と提携し、患者様のお口に馴染みやすい入れ歯・義歯の提供をしています。
入れ歯・義歯の提供だけでなく、使い方やお手入れ方法も丁寧にお伝えします。

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インプラントは歯の機能性・審美性の両方を追求した治療法です。
1本から対応できる治療で、治療の際に他の歯を削ることがほとんどないため、健康的な歯をそのまま維持できることもメリットです。
患者様がしっかりと治療内容を理解できるよう、説明も丁寧に行います。

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当院のホワイトニングは、光照射を必要としないホワイトニングをおこなっています。
ホワイトニングの効果を最大限に発揮するために、治療前の歯の清掃にもとても力を入れています。
患者様のライフスタイルに合わせて最適な審美治療を提案します。

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ボトックス治療は、ボツリヌス菌と呼ばれる菌を活用し筋肉にアプローチします。
顎関節症や噛み合わせ不良に対して良く行われる治療の1つです。
身体の状態によっては治療がおこなえない方もいらっしゃるので丁寧な治療説明をいたします。

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