相模原でボトックス治療なら-Yスマートデンタルクリニック

美容面と機能面の両方の効果

近年、歯医者でもお口まわりのボトックス注射を受けることができるようになりました。
美容クリニックで頻繁におこなわれ、しわをなくす治療法として知られるボトックス注射ですが、本来は医療の分野で筋肉の硬直に対して用いられてきました。

そのため歯科の分野でも、顎関節症で起こる筋肉の緊張に対して効果的です。
ガミースマイル、筋肉の動きによって現れてしまう笑顔のコンプレックスなどに対しても、ボトックス注射の応用が進んでいます。

細かな筋肉の動きによって表情の印象が変わるため、ボトックス注射を的確におこなうことでさまざまな審美的な効果を得ることができます。
施術後、効果が現れるまでに2～3日の時間がかかりますが、そのあとは3～4か月の効果の持続が特徴です。

こちらのページでは、ボトックス注射治療の内容についてご紹介します。

目次

こんなお悩みありませんか？

顎関節症に悩んでいる
お口まわりの美容に関心がある
ボトックス治療について知りたい
ボトックス治療に興味がある
美容注射に興味がある
ボトックス治療を試してみたい

ボトックス治療について

ボトックスとは

ボトックス注射とは、ボツリヌス菌がつくり出す天然のタンパク質をおもな有効成分とした注射です。
さまざまな研究の結果、このタンパク質を緊張している筋肉に直接注射すると、その筋肉がゆるみ、緊張やけいれんが収まることがわかりました。

このタンパク質は、筋肉を動かすための伝達物質であるアセチルコリンの放出を抑える作用があり、少量で効果があることが特徴です。
そのため、長く医薬品として利用されてきました。

また、ボトックス注射はボツリヌス菌を直接注射するわけではないので、感染の危険性はありません。
本来は食中毒を起こす菌であるボツリヌス菌ですが、抽出されたものに毒は含まれていません。

ボトックス治療は、1977年に米国で初めて斜視の方に使用されて以来、緊張した筋肉を和らげる治療薬として普及し、美容領域においてもFDAの承認を受けています。
年間約200万件以上使用されていますが、感染の報告はありません。

ボトックス治療の効果

●えらの張りの改善

美容クリニックでおこなわれていることで知られるえらの張りに対するボトックス注射ですが、歯医者でも受けられるようになりました。
えらの張りは、咬筋という咀嚼筋が発達しすぎた状態です。
そこにボトックス注射を打ち、咬筋の発達を抑えることでフェイスラインをシャープに整える効果が見込めます。

●歯ぎしり・噛みしめ・顎関節症の改善

歯ぎしりや噛みしめ、食いしばりは、咀嚼筋の過度な緊張が原因となって生じる場合があります。
また、歯ぎしりや噛みしめなどのくせは顎関節症と関連があり、顎関節症になることで悪癖が起こり、悪癖によってさらに顎関節症の症状が進行する場合があります。

ボトックス治療とは、その咀嚼筋群にボトックスを直接注入し緊張を取ることで、症状の改善を図る方法です。
歯ぎしりや噛みしめ、食いしばり、顎関節症の改善に対するボトックスの有用性は欧米では広く認知されています。
そのため、通常の治療として多く選択されています。

※当院でのボトックス治療は「機能面の改善目的のみ」おこなわせていただいています。
ご了承ください。

Yスマートデンタルクリニックの
ボトックス治療のポリシー

●症状の改善を目的としておこなう

美容に対する効果もあるボツリヌス注射ですが、当院ではおもに症状の改善目的で注射をおこないます。
ボツリヌス注射による歯ぎしり、噛みしめ、食いしばり、顎関節症の改善は、欧米では広くおこなわれている治療法です。

●丁寧なヒアリング・問診

お口の中の筋肉の使い方はその方によって異なり、どこにどれぐらいどのように打てばいいかは一人ひとり異なります。
そのため当院では、とくに丁寧なヒアリングと問診をおこなってから治療に入ります。
当日はぜひリラックスして治療をお受けください。

●ご納得いただいてから治療をする

毒素による感染の報告がないということから、安全性の高い治療とされるボトックス注射です。

しかし、お顔まわりの繊細な動きをする筋肉に注射するため、機能面ではいくつかの問題が起こる場合があります。
力が入りにくくなる、表情が変わってしまうなどの可能性があります。
治療に際しての注意点を患者様に丁寧に説明し、ご納得いただいてから治療を進めます。

Yスマートデンタルクリニックの
ボトックス注射

●安全性の高いものを使用しています

当院では、安定剤として使われているヒト血清アルブミン、動物由来の物質を完全に排除した安全性が高い物を使用しています。
これにより、未知の感染症へのリスクを軽減することが期待できます。

また、この製剤は液体製剤となっており、粉末製剤のように希釈のときに不安定になる可能性がないこともメリットの1つです。

●力の入り方を細かく確認しながら注入

筋肉の動きを確認するため、力を入れた状態を確認しながら適量ずつ注入します。

●強い痛みは感じません

通常ボトックス注射は、麻酔なしでおこないます。
痛みの感じ方に個人差はありますが、極細の針を使用するため強い痛みは感じません。
もし我慢できないときはお知らせください。

ボトックス治療の流れ

問診

全身状態、顎関節の状態などについてお聞きし、適応となるかどうか判断します。
不安なことがあればいつでも対応しますが、治療に入る前に何でもご相談いただき、不安のない状態で施術に入れるよう努めています。

注射

治療はとてもシンプルです。
歯科用ユニットに横になり、消毒をします。
消毒が終わったら、咬筋周辺の数点に薬剤を注入します。

極細の針を使用するため痛みはほとんどありませんが、もし痛みがある場合は表面麻酔を使用することもできます。
力の入り具合をみながら、少量ずつ薬剤を入れます。
リラックスして施術を受けましょう。

圧迫

数分ほど圧迫します。
これは内出血が起こることを防ぐためです。
また、このあと24時間は強くこすったり、もんだりすることを控えましょう。

ボトックス治療の
注意点・リスク

●当日の注意点

・熱いお風呂への入浴、飲酒、激しい運動は控えてください。
・ボトックス注射は、2～3日で効果が現れるため、当日は強い効果を感じない可能性があります。
・特別な場合でない限り、お化粧をしてからのご帰宅はおすすめしておりません。

時間がたっても効果を感じない場合は、何度か繰り返し受けていただくことも可能です。

●直接的な副作用の可能性

・かゆみ
・注射部疼痛
・筋痛

一時的なもので、注射した箇所のまわりに限られます。

●赤みや腫れ

治療後、多少赤みや腫れが残りますが、通常1～2日で落ち着きます。
まれに内出血を起こすことがあり、その場合目立たなくなるまで1～3週間かかることがあります。

●表情に変化がある可能性

咬筋の膨らみがなくなるため、小顔効果が期待できます。
その反面、顔に脂肪の少ない方は咬筋のサポートが少なくなることで、頬がやせて見えることがあります。
いずれもボトックスの効果が切れると元に戻ります。

●そのほかの注意点

・妊娠中、授乳中の方は、胎児および乳児に対する安全性が確立されていないため、使用できない
・妊娠する可能性のある方は、ボトックスの投与中および最終投与後の2回の月経を経るまでは避妊する
・男性はボトックスの投与中、および最終投与後の少なくとも3か月は避妊する
・パーキンソン病の治療薬、筋弛緩薬の投与を受けている方は、主治医へ申し出て指示に従う
・ほかの医療施設でボトックスの投与を受けている場合には、治療対象疾患および投与日、投与量をかならず主治医に申し出る