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神奈川県相模原市中央区矢部3-17-15

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根管治療

根管治療は
ご自分の歯を残すための鍵

当院ではなるべく神経を取らない治療を行うように努めています。
しかし、一度虫歯菌に感染した神経を残すことはむずかしく、ほとんどの場合除去が必要になります。

根管の中をできる限り無菌状態にし、 まわりの組織に炎症が波及することを防ぎます。
神経を抜かれた歯自体はもろくなりますが、まずは感染と炎症をなくす必要があります。

根管治療によって、その歯だけでなく、まわりの歯も保存できる確率が上がるといわれています。
昔からある根管治療ですが、手指の感覚を利用するだけでなくマイクロスコープといった機器を使用することにより、現代では技術が向上しました。

たとえ神経を取ってしまっても、丁寧な根管治療はご自分の歯を残す第一歩です。
こちらのページでは、根管治療の内容についてご紹介します。

目次

こんなお悩みありませんか?

  • 他院で抜歯をすすめられた
  • 抜歯以外の治療方法を知りたい
  • 歯を残したまま治療してもらいたい
  • 歯の痛みが強い
  • できる限り自分の歯で噛みたい
  • 精密な治療をしてほしい

根管治療について

根管治療とは

根管治療とは歯の内部の根管を消毒し、 無菌状態を目指す治療法です。
虫歯菌に感染した歯髄を取り除くのも根管治療ですが、 神経のない歯に起こった根管や根尖の炎症を取り除くことも根管治療とよばれます。

基本的の治療は、次の3つです。
「根管から根尖にアプローチすること」
「その内部を消毒すること」
「無菌状態に近くなったら充填物を詰めること」

充填物を入れるためには、中の炎症が治まっている必要があるため、 その方のご体調によっても、回数が増えることがあります。
充填物を入れたあとは「支台を立てる治療」「被せ物をする補綴治療」へと移行します。

根管治療が必要となる症状

根管治療が必要になるケースがおもに2つあります。
「神経の虫歯菌感染」「それ以外の歯周組織の何らかの炎症が起きている」場合です。

虫歯が神経に達すると強い痛みが現れます。
その状態で放置すると神経はやがて壊死してしまいます。

痛みは感じなくなりますが虫歯菌は存在している状態のため、放置するとまわりの組織にまで影響を及ぼしてしまいます。
虫歯以外の歯周組織の炎症で痛みが現れた際も、放置すると悪化するため注意が必要です。

痛みが続いたら放置せずに歯医者を受診しましょう。

●虫歯

・歯髄炎

虫歯が神経に達すると炎症が起こり、それにともない強い痛みがあります。
この状態になると、感染の面からも痛みの面からも温存がむずかしいため、神経を取る処置になります。

・歯髄壊死

強い痛みのある虫歯をそのまま放置すると、やがて痛みは消失します。
虫歯菌によって神経が壊死したために起こります。
放っておくと、ほかの組織に悪影響を及ぼす可能性があるため、痛みがなくても根管治療が必要になります。

●歯周炎

・歯根膜炎

歯と骨の間にある歯根膜という膜が細菌に感染した状態です。
歯根膜を通じ、根尖に炎症が広がることがあります。

これは歯と補綴物の間に隙間があり、 そこから細菌が入り込むことによって起こると考えられています。
虫歯の痛みとは少し異なり、噛むと痛む場合や、歯の浮いた感じがする場合があります。

・根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)

根尖性歯周炎とは歯の根っこの先に起こる炎症です。
炎症により根っこの先に膿の袋ができ、膿の出口がない場合、強い痛みが出ることがあります。

また、膿が出口を求めて骨を溶かし、歯肉に排膿路(はいのうろ)という穴を作るケースもみられます。
虫歯によって起こることもありますが、ほかの炎症によっても起こることがあります。

また、 一度根管治療をした歯が痛む場合、 根尖性歯周炎を発症している可能性があります。
このような場合、何度も繰り返し、痛みや違和感が出るといわれています。

Yスマートデンタルクリニックの
根管治療について

根管治療におけるポリシー

根管内はまわりの組織とつながっているため、完全な無菌状態にはできません。
限りなく無菌状態にできるよう努めていますが、一度治療しても常に再発の可能性があります。
そのため当院では、できる限り丁寧な治療を行う必要があると考えています。

また、根管治療は中を消毒するための回数がかかる治療法です。
症状やご体調によって異なりますが、当院ではなるべく時間と回数をかけない治療法を心がけています。

根管治療の丁寧さだけでなく、治療を終えてからの予防治療や、そのあとの精密な補綴治療を通して、 より多角的に再発の防止に努めています。

根管治療の内容

●マイクロスコープの使用

根管内部は入り組んでおり、人間の視力だけだと目視化で治療を行うことが難しいケースがあります。
当院では、細かい部分まで直接確認しながら治療を行うため、マイクロスコープを使用しています。

マイクロスコープを使用しない場合、見えない部分は歯科医師の手指の感覚に多くを委ねられてしまいます。
より精密な治療を行うためにも、マイクロスコープの使用に努めています。

●ニッケルチタン製のファイルの使用

臼歯部の細い根管を拡大するとき、当院では、ニッケルチタン製のファイル(やすりのようなもの)を使用することがあります。
従来のものより柔軟性に優れており、細かい部分にも入り込みやすいことが特徴です。
よりスムーズな拡大が可能とされています。

●歯科用CTの使用

根管の形は個人で異なります。
本数も基本的には決まっているのですが、予想できない枝分かれが存在していることもあります。

枝分かれが根尖(こんせん)まで到達しない場合、再び炎症や感染を起こす可能性があります。
このように、根尖までの様子がわからない場合は必要に応じて歯科用のCTを使い、根管の様子を立体的に把握しながら治療を行います。

Yスマートデンタルクリニックでの
根管治療の流れ

1

麻酔

神経を取り除く処置では、麻酔を行います。
表面麻酔を行ったあとに、極細の針の浸潤麻酔で痛みを取り除きます。
もともと神経のない歯の場合、麻酔は必要ないこともあります。

2

歯の切削

神経を取り除く処置神経がない根尖の処置でも、まずは歯の切削が必要です。
歯冠部分を削り取り、神経、または根幹を露出させます。

 

被せ物をしている場合は専用の器具で取り除きます。
大きく削り取るため時間がかかることがありますが、麻酔をしているため神経があっても痛みはありません。

3

内部の清掃や拡大

ファイルというやすりのような器具を使い、根管内部をきれいにします

とくに臼歯部においては、根管は狭く細いため、そのままの太さでは根尖にアプローチすることができません。
そのためファイルを使い、根管を大きく拡大します。

 

そのあと、電気抵抗の差を利用した根管長測定器という器具で、根管が根尖まできちんと開通しているかどうかの確認を行います。

4

消毒

根尖まで開通したら内部に消毒剤をつめます
膿が出ることが想定される場合は、蓋をせずにお帰りいただくこともあります。
中をできるだけ無菌状態にさせるため、回数がかかることがあります。

 

当院では、なるべく回数のかからない治療を心がけていますが、消毒剤は1週間程度で効果の切れるものが多いため、定期的な通院が必要となります。

5

根管充填

中が無菌状態になり炎症が治まったら、根管をゴムのような充填物で満たします
これはできるだけまわりの組織から細菌が入らないようにするためです。
このあと、被せ物をするといった補綴治療に移ります

根管治療の注意点・リスク

●2時間程飲食は控える

麻酔をしているため、2時間ほど飲食は控えましょう。
麻酔により感覚が鈍くなっているため、強く噛み込んでも気がつかず大きなケガにつながることがあります。

●麻酔が切れると痛みが出ることがある

神経を取っている場合はとくに、麻酔が切れると痛みが出ることがあります。
その際は、処方された痛み止めを飲んで安静にしましょう。

●患部を刺激しない

中に膿がたまっている場合、膿を外に出すために、大きく開いた穴に蓋をしないことがあります。
舌で触ることや、頻繁なうがいをすると、中に詰めている消毒剤が取れる場合や、雑菌が入る可能性があります。

●次回もかならずご来院ください

当院ではなるべく時間と回数をかけない治療を行っています。
しかし、その方のご体調や病状で、回数がかかることがあります。
中につめた消毒剤は、種類によっては1週間ほどで効果が切れてしまうものがあります。

1週間以上置いてしまうと、細菌が繁殖する可能性もあります。
ご予約の日は、かならずご来院ください。

よくある質問

他院で神経が死んでいるため抜歯が必要といわれました。
どうしても抜かなくてはいけませんか。

当院ではなるべく抜歯しない方針で治療計画を立案しております。
神経が死んでいても根管治療を行うことで歯を残せることもあります。
まわりの歯に悪影響がある、骨に悪影響があるなど、さらなる症状の悪化が強く見込まれる場合はその限りではありませんが、可能な限り残せるように治療させていただきます。
ぜひ一度ご相談ください。

治療時は痛みがありますか。

麻酔を行い処置しますので、痛みはありません。
もし、麻酔の効きが悪いような場合は、追加いたしますのでお知らせください。

神経が死んでいるといわれ痛みがありません。治療は必要でしょうか。

放置すると、周囲の歯周組織に悪影響を及ぼす可能性があります。
その歯だけでなく、まわりの歯も失ってしまう可能性があります。
できるだけ早く治療しましょう。

1週間後といった間を開けない通院が難しいかもしれません。
相談できますか。

できる限り早い段階でご来院していただくことが理想ですが、どうすることもできない場合は、事前にご相談ください。
消毒剤の種類を変えるといったご対応をさせていただきます。

再発リスクを抑えることはできますか。

再発防止のためにできる限り丁寧な治療を心がけています。
また、完全な無菌状態にすることは難しいのですが、治療完了後の予防処置などで再発のリスクを下げるよう努めています。

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著者 Writer

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吉本 博
【資格】院長・歯科医師

MEDICAL

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一般歯科

一般歯科では、虫歯や歯周病に対する治療をおもにおこないます。
中でも「痛みのない治療」「可能な限り歯を抜かない治療」を得意としています。
患者様にとって最善の治療を提供できるようカウンセリングにも力を入れています。

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予防歯科

近年では痛みが出てからの治療ではなく「痛みを発生させないための予防治療」が大切とされています。
どれだけ丁寧に歯磨きをしていても、歯には汚れが残っています。
予防歯科ではセルフでは取り除けない汚れをプロの手によって除去していきます。

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審美歯科

審美歯科は歯の美しさを追求する治療で、代表的なものとして「ホワイトニング」が挙げられます。
当院ではその他にも「ラミネートべニア」や「セラミック」「ダイレクトボンディング」といったさまざまな治療をご用意しています。

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小児歯科

幼少期の歯の健康は、大人になってからの歯に強く影響します。
長く健康的な歯でいられるためにおこなう子どもへの治療を小児歯科と呼びます。
当院では子どもが歯医者を通いやすいような取り組みに力を入れています。

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口腔外科

口腔外科の治療で知られているものは「親知らずの抜歯」ではないでしょうか。
その他にも実は「インプラント」や「顎関節治療」もこの口腔外科の診療科目に分類されます。
当院ではお口の機能面・審美面どちらもバランスの取れた治療をご提案します。

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歯周病治療

歯周病は自覚症状がみられた時にはかなり重症化が進んでいます。
「歯ぐきから血が出る・しみる」といった症状がみられる場合は歯周病の可能性があります。
当院では原因となっている歯石の除去を丁寧におこない改善を図ります。

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虫歯治療

歯を失う原因の多くが「虫歯」になります。
当院ではマイクロスコープといった最新の機器を使用して長く歯を残せるような治療をご提案します。
治療の痛みが苦手な方にも麻酔を施してからおこなうなどして、不快感の少ない治療を心がけています。

根管治療アイコン

根管治療

根管治療とは歯の神経に達した虫歯に対しておこなう処置を指します。
根管治療は非常に高度な技術が求められる治療ですが、当院では最新の機器を導入し施術にあたっています。
患者様の歯をなるべく抜かないような治療をご提案します。

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義歯・入れ歯

良い入れ歯を手に入れるためには、医師の技術と技工所との連携がとても重要です。
当院では権威のある技工所と提携し、患者様のお口に馴染みやすい入れ歯・義歯の提供をしています。
入れ歯・義歯の提供だけでなく、使い方やお手入れ方法も丁寧にお伝えします。

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インプラントは歯の機能性・審美性の両方を追求した治療法です。
1本から対応できる治療で、治療の際に他の歯を削ることがほとんどないため、健康的な歯をそのまま維持できることもメリットです。
患者様がしっかりと治療内容を理解できるよう、説明も丁寧に行います。

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当院のホワイトニングは、光照射を必要としないホワイトニングをおこなっています。
ホワイトニングの効果を最大限に発揮するために、治療前の歯の清掃にもとても力を入れています。
患者様のライフスタイルに合わせて最適な審美治療を提案します。

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ボトックス
治療

ボトックス治療は、ボツリヌス菌と呼ばれる菌を活用し筋肉にアプローチします。
顎関節症や噛み合わせ不良に対して良く行われる治療の1つです。
身体の状態によっては治療がおこなえない方もいらっしゃるので丁寧な治療説明をいたします。

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