予防歯科のニーズは
年々高まっています
予防歯科という名前が一般的になり、未処置歯を持つ方は年々減ってきました。
昔は「痛くなったら歯医者に行けばいい」と考える方もいらっしゃり、歯医者で診るときにはかなり虫歯が進行しているというケースも多くありました。
しかし現代では3か月から半年に一度の検診をすすめている歯医者も多く、早期発見、早期治療だけでなく、虫歯にならない、させないケアが大切だと考える方が増えています。
痛くなってから行くのでなく、ぜひ予防という考え方で歯科医院に通ってみましょう。
Yスマートデンタルクリニックでは、予防歯科をご希望される初診の方だけでなく、処置の終わった方にも定期検診を受けていただけるようおすすめしています。
こちらページでは、予防歯科治療の内容についてご紹介します。
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目次
こんなお悩みありませんか?
- 虫歯の予防法を知りたい
- 虫歯予防のために歯医者を探している
- 予防歯科について知りたい
- 歯を失い、日常生活に支障が出ている
- 虫歯の再発を防ぎたい
- 虫歯のない状態をキープしたい
予防歯科とは
予防歯科とは、虫歯や歯周病を事前に防ぐための歯科治療です。
メンテナンスやケアとよばれることもあります。
予防歯科は大きく、歯科医院で行うプロフェッショナルケアと、ご自身で行うセルフケアに分けられます。
プロフェッショナルケアとセルフケアのどちらかが欠けても、より良いメンテナンスやケアは期待できません。
また口腔内のことだけでなく、生活習慣も深く関連します。
身体の病気を予防するように、口腔内の虫歯や歯周病も発生させないためには小さな積み重ねが大切です。
予防歯科を受診するメリット・デメリット
●メリット
・口腔内トラブルの予防
たとえ歯医者で良い治療を行ったとしても、元の状態に戻せるわけではありません。
何の処置もしていない天然歯に勝るものはありません。
虫歯になっていない歯を1本でも増やすことで、総合的な口腔内トラブルを予防し、生涯にわたりご自身の歯で食事を行えるようにしましょう。
・審美性の向上
処置をしていない歯は、自然で美しいです。
予防歯科治療を行うことで、自然な審美性を維持することが期待できます。
・全身疾患の予防
歯周病は、全身疾患との関連性が指摘されています。
糖尿病や誤嚥性肺炎など、歯周病を予防すれば悪化や発症の防止が見込める病気も多くあります。
・結果的に経済的負担が軽くなる
定期検診のたびに金額はかかりますが、実際、虫歯や歯周病にかかり何度も治療を行うよりも、経済的な負担は軽くなる傾向にあります。
●デメリット
・忙しいと通うことが大変
多くの歯医者は、3か月から半年に1回の定期検診をすすめています。
また、歯医者は夜間に営業しているところが少ないことから、通うことが難しい方もいらっしゃるかもしれません。
Yスマートデンタルクリニックの
予防歯科における治療ポリシー
●予防の本質は健康に対する総合的な考え方から
予防歯科といえば、歯医者でのプラークコントロールをイメージする方も多いかもしれません。
しかし当院ではプラークコントロールだけではなく「咬合状態のチェック」「生活習慣の改善」など、総合的に患者様の健康を守ることが本質的な予防歯科であると考えています。
また、予防歯科において、セルフケアも欠かすことのできない大切なポイントです。
そのため当院では、患者様一人ひとりが適切な歯磨きの習慣を身につけ、ご自身で虫歯・歯周病を予防できるように指導も行っています。
●一人ひとりに合ったオーダーメイド予防プログラム
同じ処置を行っても違う結果が出る理由は、患者様一人ひとりの口腔内の状況が異なるためです。
当院では、プラークコントロールだけでなく歯周病検査や唾液検査の結果を元に、その患者様のリスクに応じて予防プログラムを組みます。
担当の歯科衛生士が、患者様一人ひとりの口腔内状況に合わせた予防処置を行います。
Yスマートデンタルクリニックの
予防歯科治療
唾液検査
当院では、唾液検査キット「siLL-Ha」(シルハ)を採用しています。
専用の液体で口をゆすぐだけで、約5分で検査が完了します。
siLL-Haでは次の数値を計ることができます。
●虫歯菌の活性度
虫歯菌の活性度を計ることで、今後、虫歯にかかりやすくなるかどうかがわかります。
●酸性度
虫歯菌が出す酸で口腔内が酸性に傾いていると、虫歯になりやすくなります。
●唾液の緩衝能
酸性になった口腔内を中性に戻す唾液の機能を測ります。
●白血球数
炎症があると白血球数が増えます。
●タンパク質
出血や細菌の繁殖などが起こるとタンパク質量が増えます。
●アンモニア
口臭の原因にもなるアンモニアは、細菌が繁殖することで増えます。
これらの6つの指標を調べることで、どのような改善が必要かをご提案します。
細かく分析することにより虫歯や歯周病のリスクだけでなく、ご自身に合った歯磨き剤も知ることができます。
今までの唾液検査と比べ、ゆすぐという簡易さがメリットです。
過去の検査結果との比較も可能なため、治療の経過観察ができてモチベーションアップにつながります。
1回当たりの検査費用も安価で受けやすいためおすすめです。
PMTC
Yスマートデンタルクリニックでは、バイオフィルム(プラーク)を剥がす目的のPMTCとよばれるクリーニングに力を入れています。
PMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaningの略で歯の専門家が専用の機器を使用して、歯のクリーニングを行うことを指します。
従来では回転ブラシに研磨剤を使用していましたが、当院ではエアフローとよばれる歯に傷がつきにくい微粒子パウダーなどを使用し、歯の表面についたバイオフィルムや着色を除去します。
次にナノ粒子ハイドロキシアパタイトを含んだ歯のトリートメントと高濃度フッ素コーティングを行っています。
PMTCはセルフケアではコントロールしきれない箇所の蓄積した汚れや磨き残しの除去として高い効果が期待できます。
そのため、虫歯や歯周病といったお口のトラブル予防にとても有効です。
フッ素塗布
フッ素塗布は虫歯予防を目的に、健康な歯に対して行われる処置です。
乳歯が生えてきたお子様から成人、老年期の方まで、幅広く応用が可能です。
フッ素は市販の歯磨き粉やうがい薬などにも配合されており、さまざまな形で広く応用されています。
当院を含め歯医者で行うフッ素塗布は、市販のものより濃度も高く、歯に直接フッ素を作用させるため、より良い効果が期待できます。
フッ素には「歯質を強くする」「歯の再石灰化」「虫歯菌の活動を抑制する」などの働きがあります。
また、定期的に作用させることでより高い効果が見込めます。
ブラッシング指導
歯医者でのプロフェッショナルケアと並行し、セルフケアを正しく行えることは重要です。
正しい磨き方で行わないと、いくら歯磨きをしていても汚れを落としきれず完全な予防は期待できません。
そのため、Yスマートデンタルクリニックでは患者様の磨き方のくせに合わせたブラッシング指導を行っています。
「プラークを効率的に落とす歯ブラシの方法」「歯間ブラシやフロスの使用法」などについてもお伝えしています。
赤染め
食用色素を使ったプラーク染め出し液で、磨き残しをチェックします。
磨けていない場所を視覚的に確認できることで、 ご自宅でもその場所を注意して磨くことができます。
セルフで行える予防歯科
セルフケアで落としきれる口腔内の汚れは、全体の60%ほどといわれています。
そのため、歯医者でのプロフェッショナルケアを受けることが大切です。
しかし、予防歯科で一番重要なことは、毎日のご自身によるケアです。
セルフケアがすべての基礎となり、そのうえに歯医者でのケア、早期発見、早期治療などが位置づけられます。
上手な歯磨きだけではなく、食習慣や生活習慣に気をつけることもセルフケアの1つです。
デンタルグッズの使用
●フロス・糸ようじ
歯との歯の間のプラークは歯ブラシだけでは落ちません。
しかし、フロスや糸ようじを使うことによって95%以上も落とすことができるといわれています。
歯と歯の間は虫歯になりやすいため、歯間の清掃は歯の寿命を伸ばすことにつながります。
できれば就寝前に毎日行いましょう。
●歯間ブラシ
歯ぐきが下がり、歯と歯の隙間が大きくなってしまったところをブラックトライアングルとよびます。
フロスでは隙間が大きすぎてきれいに汚れを落とせないことも多いため、隙間のサイズに合った歯間ブラシを使用して磨く必要があります。
●歯ブラシ
毎食後に磨くことが理想ですが、難しい場合はうがいだけでも行いましょう。
ただし細菌の繁殖しやすい寝る前は、しっかりと磨いてください。
5分以上を推奨しています。
高濃度フッ素配合の歯磨き剤を使用すると、普段から虫歯予防の効果が見込めます。
●フッ素ジェル
就寝前の歯磨きのあと、高濃度フッ素配合のジェルを虫歯予防として塗布することもおすすめです。
食生活習慣に気をつける
甘いもののだらだら食べをしないといった、食生活習慣に気をつけることも大切です。
虫歯菌は、糖を食べることによって酸を産生します。
それにより歯が溶かされ虫歯につながります。
糖が口腔内にある時間をなるべく減らすことで、虫歯の発生や悪化の予防が期待できます。
食生活習慣に配慮して、予防の効果を高めましょう。
また、甘いものが欲しいときは、キシリトールガムもおすすめです。
よくある質問
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歯医者に通っていれば虫歯になりませんか。
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予防で大切なことは毎日のセルフケアです。
歯医者でのケアも大切ですが、正しいセルフケアがすべての土台となります。
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歯間ブラシといったデンタルグッズは歯医者以外で購入してもいいですか。
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ブラッシング指導でお伝えしたポイントをクリアしているケアグッズであれば、ご自分で購入していただいてもかまいません。
不安な場合は、写真や実物をお持ちになり、ご相談ください。
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歯医者のクリーニングはどれぐらいの頻度で通えばいいですか。
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お口の状態の悪い方は1か月に一度、通常は3~6か月に一度をおすすめしています。
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とくに問題のない状態でセルフケアを頑張るモチベーションが湧きません。
どうしたらいいですか。 -
治癒を目指すことと、良い状態をキープすることは同じくらい大切です。
定期検診時にデータなどをお見せしてモチベーションアップのお手伝いをいたします。
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何歳から通うといいですか。
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目安として1歳6か月児健診を受けられてからの初通院をおすすめしています。
1歳6か月からそのあとの約26か月が「感染の窓」とよばれる、もっとも虫歯菌に感染しやすい期間だからです。
著者 Writer
- 吉本 博
- 【資格】院長・歯科医師
診療案内
MEDICAL
一般歯科
一般歯科では、虫歯や歯周病に対する治療をおもにおこないます。
中でも「痛みのない治療」「可能な限り歯を抜かない治療」を得意としています。
患者様にとって最善の治療を提供できるようカウンセリングにも力を入れています。
予防歯科
近年では痛みが出てからの治療ではなく「痛みを発生させないための予防治療」が大切とされています。
どれだけ丁寧に歯磨きをしていても、歯には汚れが残っています。
予防歯科ではセルフでは取り除けない汚れをプロの手によって除去していきます。
審美歯科
審美歯科は歯の美しさを追求する治療で、代表的なものとして「ホワイトニング」が挙げられます。
当院ではその他にも「ラミネートべニア」や「セラミック」「ダイレクトボンディング」といったさまざまな治療をご用意しています。
小児歯科
幼少期の歯の健康は、大人になってからの歯に強く影響します。
長く健康的な歯でいられるためにおこなう子どもへの治療を小児歯科と呼びます。
当院では子どもが歯医者を通いやすいような取り組みに力を入れています。
口腔外科
口腔外科の治療で知られているものは「親知らずの抜歯」ではないでしょうか。
その他にも実は「インプラント」や「顎関節治療」もこの口腔外科の診療科目に分類されます。
当院ではお口の機能面・審美面どちらもバランスの取れた治療をご提案します。
歯周病治療
歯周病は自覚症状がみられた時にはかなり重症化が進んでいます。
「歯ぐきから血が出る・しみる」といった症状がみられる場合は歯周病の可能性があります。
当院では原因となっている歯石の除去を丁寧におこない改善を図ります。
虫歯治療
歯を失う原因の多くが「虫歯」になります。
当院ではマイクロスコープといった最新の機器を使用して長く歯を残せるような治療をご提案します。
治療の痛みが苦手な方にも麻酔を施してからおこなうなどして、不快感の少ない治療を心がけています。
根管治療
根管治療とは歯の神経に達した虫歯に対しておこなう処置を指します。
根管治療は非常に高度な技術が求められる治療ですが、当院では最新の機器を導入し施術にあたっています。
患者様の歯をなるべく抜かないような治療をご提案します。
義歯・入れ歯
良い入れ歯を手に入れるためには、医師の技術と技工所との連携がとても重要です。
当院では権威のある技工所と提携し、患者様のお口に馴染みやすい入れ歯・義歯の提供をしています。
入れ歯・義歯の提供だけでなく、使い方やお手入れ方法も丁寧にお伝えします。
インプラント
インプラントは歯の機能性・審美性の両方を追求した治療法です。
1本から対応できる治療で、治療の際に他の歯を削ることがほとんどないため、健康的な歯をそのまま維持できることもメリットです。
患者様がしっかりと治療内容を理解できるよう、説明も丁寧に行います。
ホワイト
ニング
当院のホワイトニングは、光照射を必要としないホワイトニングをおこなっています。
ホワイトニングの効果を最大限に発揮するために、治療前の歯の清掃にもとても力を入れています。
患者様のライフスタイルに合わせて最適な審美治療を提案します。
ボトックス
治療
ボトックス治療は、ボツリヌス菌と呼ばれる菌を活用し筋肉にアプローチします。
顎関節症や噛み合わせ不良に対して良く行われる治療の1つです。
身体の状態によっては治療がおこなえない方もいらっしゃるので丁寧な治療説明をいたします。
当院のご紹介
ABOUT US
Yスマートデンタルクリニック
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〒252-0232
神奈川県相模原市中央区矢部3-17-15
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